



Pauline(ポーリーヌ)ディレクター。ファッションブランドのプレスを経て、2008年よりポーリーヌのディレクターに就任。ブランドのコンセプトは、「架空のフランス人の女の子“ポーリーヌ”が身につけるアクセサリー」。スタッフブログにも、黒田家の猫たちが度々登場します。 http://www.pauline.cc/journal/

アクセサリーブランド『ポーリーヌ』のディレクターを務める黒田朋子さん。スタッフブログに掲載する猫写真とコメントがいつもユニークで、「さぞかし猫との暮らし歴が長いのでは?」とお話を伺ってみると、実は、長らくは犬派だったといいます。ある日の、一匹の猫との出会いが、黒田さんを猫派に変えたのです。
「平成9年12月のすごく寒い日でした。街を歩いていたら真っ白い仔猫がどこからともなく突然わたしの目の前に現れて、“助けて!”と言わんばかりの感じで足下にまとわりついてきたんです。その場で保護して病院に連れて行き、2週間ほど看病を続けたんですが亡くなってしまった・・・。この子がわたしにとって初代の猫で、“チロチロ”と名づけた仔猫でした。わたしは、小さな生き物が目の前で死ぬのを初めて目の当たりにして、ものすごく辛くて、毎日泣き暮らしていました。とても短い期間だったけど、チロチロとの暮らしは学ぶことも多かったんです。そんなペットロス状態のわたしを見かねた主人が、ある日新たな猫を連れて来てくれました。その子が、今はもう亡くなってしまった“くらら”というメス猫。くららと暮らしてから2ヶ月後くらいに、“もう一匹いた方がくららも楽しいだろう”と思って“かりん”(メス)が、それから3年ほど経って、“ごま”(オス)が加わったのです」。

今やすっかり高齢の“ごま”(白・10歳)と“かりん”(ミックス・13歳)は、一日の大半を寝て過ごしています。黒田さん曰く、「ベランダは俺たちのものって顔してます」。この二匹は相性ばっちり。

人見知りのごまちゃん&かりんちゃん。お客さんが来ている時はなかなか現われず、ひそやかに様子を伺っています。
「ごまちゃんはチロチロのような真っ白い猫で、“この子はチロチロの生まれ変わりに違いない!”と思ったのですが、なんと性格は正反対。しかもくららとの相性がとても悪かったんです(笑)。主人と、“元の飼い主さんにお返しした方がいいかな”なんて話もしていたのですが、“そのうち慣れるだろう”という淡い期待を持って飼い続けていました。ところがいっこうに仲良くなる風はなく(笑)、くららが亡くなるまでずっと仲違いし、威嚇し合っていました。かりんちゃんが仲裁に入ってくれることもなかったですし(笑)」。
4匹の猫と暮らし、“猫といえども一匹一匹で性格が違う”と実感。

「ごまちゃんはびびり。わたしの友達が家に来ても全く出てこないので、“幻の猫”と呼ばれています(笑)。この子はわたしには全然懐いていなくて、主人とかりんちゃんにべったりです(笑)。かりんちゃんはというと、くららと二匹の時代は妹分だったのに、ごまちゃんが来てからは女王様気質になってしまった。“この三角関係の中で伸し上がってやる!”とでも思ったのでしょうか(笑)。しかも、なんだか自分が黒田家の奥さん気取りで、主人にだけべったりなんですよ(笑)。小言も多くて、主人が帰ってくると、“どこ行ってたのよ!”みたいな怒り顔で迎えています(笑)。逆に、わたしが出張前にトランクケースに荷物を詰めていると、いかにも嬉しそうに“あら、どこか行くのね〜”って感じの顔をするんですよ。なんだか、熾烈な女の戦いみたいでおかしいですよね(笑)」。